仮想通貨の入手方法は?種類はどれぐらいあるの?

公開日:  最終更新日:2023/09/18

仮想通貨に興味を持ち「仮想通貨って何?」を理解した後、面白そうだし使ってみようと思うのではないでしょうか。

すると、次に「仮想通貨はどこで手に入れる?」となることでしょう。

仮想通貨には、どんな入手方法があるのか見ていきましょう。

仮想通貨の入手方法は?

仮想通貨を入手するには、コンビニやスーパーでは手に入れることが出来ません。

仮想通貨を入手する方法は3つ。

1:自分で購入する
2:誰かからもらう
3:新しく仮想通貨を掘り当てる(マイニング)

以上、3つの入手方法で仮想通貨を入手できますので、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

仮想通貨を買う

仮想通貨は、取引所で購入することができます。

株などと同じように取引所に口座を作成して、そこに自分のお金を預けて、希望する仮想通貨を購入する方法。

おそらくは、この入手方法が一般的で、低額(500円程度)から購入することが出来ます。
取引所によって、最低購入額などが設定されています。

取引所で購入するといっても、わざわざ出かける必要もなく、すべてオンラインで購入できますので、パソコンやスマホがあればいつでも購入可能です。

もちろん、購入した仮想通貨は、売却することも出来ますので、投機目的で購入する人もいます。

現在では、仮想通貨を利用するというよりも、投機または投資目的で購入する人のほうが多いのではないでしょうか。

また、取引所については別の記事でご紹介しますけど、日本にも多くの取引所があり最近では「GMO」や「DMM」が仮想通貨の取引所を開設したり、abematv・アメブロでおなじみの「サイバーエージェント」が仮想通貨事業に参入というニュースもあり、今後も取引所は増えそうです。

ただ、法律の改正により「登録制」になりましたので、誰でもが仮想通貨の取引所を開設できるわけではなくなりました。

現在、私が利用している取引所は4つ。

ビットフライヤー
コインチェック
ザイフ
ポロニエックス

となっており、ポロニエックス以外は日本の取引所となり取引量も多く、信頼している取引所になりますので、興味があれば一度確認してみてください。

コインチェックは事件を起こしてしまいましたが、だからといって今後は使わないという認識ではないので、コインチェック自体が事業を辞めない限りは使用する方向で行こうと考えています。

仮想通貨を始めたばかりだとか、英語のサイトは苦手という場合はポロニエックスは避けておいたほうが賢明でしょう。

私も、英語は苦手な方なので、価格のチェックしかしてませんw

仮想通貨をもらう

仮想通貨をもらうというと、少し話が変わってきますが「受け取る」という風にとらえてください。

あなたが、誰かから仮想通貨を受け取る。

飲み会などでスマートに集金

例えばなんですが、飲み会などで会費を集める場面を想像してみてください。

支払いを割り勘にした時、何百何十何円と細かい数字になる事ってありますよね。
みんなが、ジャラジャラと小銭を出していると支払いに時間もかかりスマートじゃないです。

そんな時に、みんなが仮想通貨を持っていれば、ウォレットの操作で仮想通貨を送ってもらうことが出来ますよね。

当日、現金を忘れていたり足りなかったりした場合も、同様に回収できますので便利ではないでしょうか。

おつりを用意する手間も省けますしね。

現状では、あまり現実的とは言いにくい気はしますけど。

送金手数料が安い

仮想通貨をもらう、受け取るというよりは賢く仮想通貨を使うという感じでしょうか。

遠方の人にお金を送る場合、金融機関やATMに行って現金を振り込み、受け取る際も現地にて引き出すという形になります。

オンラインバンキングを利用していれば、スマホやパソコンがあれば可能です。

ただ、手数料もそれなりにかかってしまいますよね。

仮想通貨の場合は、簡単なアプリ操作だけ営業時間なども気にせずに24時間いつでも、送ることが出来ますし、送金手数料も格安(大体10円程度)で送金できます。

これは、日本の家族が海外に住む人にお金を送る際にも、すごく便利で早いのでこういう場合にも仮想通貨で送金する機会は今後、増えていくかもしれません。

また、お店でも代金を仮想通貨で受け取る場合「仮想通貨とは?」で書いているように、クレジットカードよりも手数料が安く、現金化も早いので資金繰りも有利になります。

サービスを利用してもらう

これが、あなたにとって一番お得な部分ではないでしょうか。

私の知っている範囲だけですので、少ないですが現状3つの「仮想通貨をもらう」があります。

一つ目は、仮想通貨取引所の「ビットフライヤー」で、「ビットコインをもらう」を利用する。

ビットフライヤーでは、ビットフライヤー内に設置されてある「ビットコインをもらう」のコーナーからサービスを利用することで、利用したサービスの何割かをビットコインとしてもらうことができます。

この辺りは、ポイント還元という従来のポイントがビットコインになって付与される形をとっていますので、普段から良く利用するお店やサービスがあるとお得に買い物ができますね。

二つ目は、仮想通貨取引所の「コインチェック」の「コインチェックでんき」で、電気料金を支払う。

最近、出てきたサービスですが、毎月の電気代の支払いに対し、4~6%のビットコインを毎月自動的に受け取ることが出来るようになっています。

そして、最後3つ目。

これは、昔からあるのですが、「投げ銭」というものです。

路上パフォーマンスをする人達が、帽子や空き缶を置いておき、パフォーマンスに対してお金を入れる。

実際に観たことがなくても、映画などではよく見かける光景ではないでしょうか。

仮想通貨にも同じように、投げ銭というものが存在しています。

例えば、路上パフォーマンスをする人が、缶なりギターケースを広げてそこにお金をいれてもらう。
そんな風景を見たことがあると思いますが、仮想通貨もインターネットサイトなどで投げ銭として、仮想通貨をもうことが可能です。

もちろん、ただでお金でも仮想通貨でもあげようとする人は少ないですので、投げ銭をいただけるような何かをする必要はありますね。

上記の投げ銭の様な機能は、現在、ビットコインが主流となっています。

仮想通貨を掘り当てる(マイニング)

仮想通貨をマイニングして自分で掘り当てる。

最近、多くの方が参入するようになってきていますね。

ただ、ビットコインに関してはマイニングの難易度が上がり過ぎていますので、ビットコインのマイニングを個人でするのはおすすめできません。

もちろん、果敢にチャレンジするのは良いですがコスト的には不利過ぎます。

今では、個人でマイニングをするなら、ビットコイン以外の仮想通貨を掘り当てる方がよいでしょうし、マイニングの面白さも実感できるのではないでしょうか。

仮想通貨の種類はどれぐらいあるの?

仮想通貨と一口にいっても、すでに何百種類も存在し、一方では2000種類以上と言われ中には、実際に稼働していなかったり、詐欺に使われているような仮想通貨も存在しています。

仮想通貨の種類や価格の変動を知るのに便利なサイトでは「コインマーケットキャップドットコム」があり、ここで確認したら(2018年1月1日時点)で、1374個の仮想通貨が登録されていました。

仮想通貨として、知名度が高いのはやはり「ビットコイン」になりますね。

取引量も時価総額も、1位独走状態が続いています。

ビットコインは、今でいう「ドル」みたいな状態で「基軸通貨」といっても過言ではないでしょう。

ただ、ここ最近はビットコインの価格の変動に合わせて、価格が変動していた他の仮想通貨も、微妙に独自の動きをするようになってきていますので、今のビットコインの位置が変わるかもしれません。

アルトコイン

ビットコインをはじめとする仮想通貨は、他にもイーサリアム、リップル、ネムなど、知名度の高い仮想通貨も存在します。

ビットコインにはない機能を持たせていたりと、独自の特徴を持っていてその思想や機能に興味を持つ人によって価値が変動しています。

これらの、仮想通貨を「アルトコイン」といいます。

直訳すると「その他の仮想通貨」となります。

こう呼ばれるのは、ビットコインが有名になり過ぎたのと、種類が多すぎることも原因なのかもですね。

それでも、イーサリアムをはじめとするアルトコインも、ビットコインに負けじと取引量を増やしていますし、2017年が終わる頃には過去最高値をつけた仮想通貨もたくさんあります。

まだまだ、仮想通貨は始まったばかりというのが実際のところではないでしょうか。

それだけに、法律の制定などルール作りも本格的になって来ています。

既に、税金に関してはほぼ決まっている感じになっていますので、今後、仮想通貨を始めてみようと思っている方は、この辺りもしっかりと知っておくようにしましょう。

仮想通貨を購入した後税金はどうなるの?

仮想通貨を購入する際に、「消費税がかかるの?」と思うかもしれませんね。

2017年7月1日以降については、非課税となりました。
つまり、仮想通貨を購入する際には消費税がかからないということです。

では、仮想通貨を購入して儲けが出た場合はどうなるでしょう。

こちらは、2017年9月から、仮想通貨を利用して得た利益に対して税金を払う必要があります。

その際、確定申告をする事になりますが、分類は「雑所得」となります。

また、仮想通貨で利益を得た場合、仮想通貨を購入してから売却した時の差額が利益となります。

その利益の額によって支払う税金の金額も変わってきます。


※国税庁では「ビットコイン」としていますが、今後どうなるかわかりませんので、仮想通貨全体で考えておいた方が無難でしょう。

マイニングについては、「マイニングをした時点の仮想通貨の時価ー必要経費=所得」となります。

マイニングで得た仮想通貨を売却して得た利益は、マイニングをした時点の時価で計算します。

ただし、雑所得ですので年間を通じて『20万円を超えた場合』に、確定申告をして税金を支払う必要がありますので、仮想通貨で得た利益が20万円を超えていなければ税金を支払う必要はありません。

これは、仮想通貨で得た利益に対してで、他にも雑所得があり、その合計が20万円を超えている場合は、確定申告が必要となり税金を支払わなければなりません。

ですので、昨年以前から仮想通貨に投資していた場合、特にビットコインは約50倍以上もの値上がり幅になっていますので、相当数の方が確定申告の必要性が出ていると思われます。

ある意味では、これから仮想通貨を知り、始めてみようと思っている人のほうが法整備も整いだしているので、いいのかもしれませんね。

まとめ

仮想通貨の入手方法を3つ紹介しました。一般的に取り掛かりやすいのは「自分で買う」方法です。

でも、場合によっては「もらう」という方法も十分に考えられますし、マイニングについても仮想通貨を選べば、個人でも利益につながるのではないでしょうか。

また、仮想通貨の種類は数多く存在していますが、仮想通貨の取引をするのであれば、どれが確実に儲かるということはなく、どの仮想通貨であっても損をする可能性があることを十分に理解しておきましょう。

それと合わせて、税金に関する知識も十分に理解した上で、仮想通貨の取引を始めるようにしてくださいね。

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