仮想通貨とはなにか?電子マネーとの違いや決済・送金手段にも

公開日:  最終更新日:2018/07/22

いろんな意味で、仮想通貨に関する関心が上昇していますね。

価格の高騰、暴落。
取引所に関連したニュース。

これまで、興味を持たなかった人でも見たり、聞いたりすることが増えた、仮想通貨とは一体何なのか?

  

仮想通貨とはなにか?

仮想通貨は、『インターネット上のお金』

インターネット上でのみ存在するお金だから、仮想空間のお金ということで【仮想通貨】と呼ばれています。

世界的には、その性質から『暗号通貨』と呼ばれることが多いようです。

何故、仮想通貨が手にできないお金で、インターネット上にしか存在しないのに、これだけ注目されているのか?が気になりますね。

仮想通貨で出来る事

仮想通貨の価格の変動に対して、取り上げられがちですが、実際のところ「仮想通貨で出来る事って何?」も知っておきたいところです。

■投機・投資
■決済
■送金

決済など商品購入の際には、対応していることが条件となりますが、
あなたが、普段から使っているお金と変わりませんよね。

でも、日本で特に注目されている理由の一つに

『投機目的』

が、挙げられます。

仮想通貨は、株などと違い、24時間365日取引が行われていて、常に価値の変動が起きていて変動の幅も大きいのが特徴です。

ですので、とある仮想通貨が、今朝100円だったのが、お昼には1,000円、2,000円ということもありますし、逆に、お昼に2,000円だったのが、翌朝には500円になっていることもあります。

このように、値動きが激しいので長期的な投資とは違い、短期的に利益を得るということで「投機」という言葉がふさわしいのではないでしょうか。

もちろん、特定の仮想通貨を長期的に保持している人もいます。
これを「ホールド」と言ったりしますね。

しかしながら、世界的にみると、投機ではなく実生活において利便性があるとして、利用されることも、少なくありません。

日本は、いろんな面で環境が整備され安定していると言えますので、そうではない国にとって仮想通貨は、投機以上に利便性の高い通貨になりますので、どちらかというとそもそも仮想通貨の存在は、こういった環境で利用されることを想定しているのかもしれません。

こちらについても、後ほど別記事にしますね。

話は、戻りますが仮想通貨は、日本の1万円札の様に、手にすることができないお金。
「電子データ」と言っても過言ではないでしょう。

では、今、存在している「電子マネー」と何が違うのか?
この辺りも見ていきましょう。

仮想通貨と電子マネーなどとの違いは?

仮想通貨で出来る事を見ると、「電子マネーやクレジットカードと同じじゃないの?」と思われるかもしれません。

でも、日本において「電子マネー」は、別の記事でも詳しく書きますが、『日本でしか使えない』ですよね。

クレジットカードは、国やブランドにより一部利用可能ですが。

海外旅行に行ったとしても、日本で発行された「電子マネー」は利用できません。

しかし、仮想通貨であれば、国を問わず(利用できる国に限ります)どこでも利用することができるのが大きな特徴と言えるでしょう。

また、最近では『決済手段』としての利用も増えてきており、クレジットカードのように簡単に利用できるようになりつつあります。

仮想通貨は、クレジットカードに比べ手数料が格段に安く扱える上に、日本国内だけではなく世界各国で利用可能となれば、便利な決済手段になりますよね。

お互いにスマホやパソコンを持ってさえいれば、個人間で仮想通貨の取引が可能ですからね。

仮想通貨が送金される仕組み

仮想通貨で出来る事のもう一つに「送金」があります。
仮想通貨で送金する際の仕組みはどうなっているのでしょうか。

普段、送金と聞くと、銀行から銀行へですよね。
または、銀行からお店などの支払いで利用していることと思います。

場合によっては、無料になる場合もありますが、ほとんどの場合「手数料」がかかってきます。

仮想通貨を送金する時に、便利だと感じるのは「手数料の安さ」でしょう。

例えば、日本から留学している身内への仕送りなどで海外送金する際の手数料を考えてみればわかりやすいですね。

日本から海外に送金するには、割高な手数料と時間が気になるところです。
場合によっては、送金額より手数料のほうが高かったという話もあるぐらいです。

また、送金してからもなかなか相手に届かないといったこともありますし、経由している銀行で送金がストップしていることもあったりします。

こういった事が起きる原因の一つは「人の手によるもの」だからです。

銀行間の連携などにより、手数料が割高になってしまったり、伝達ミスなどにより送金が遅れたり、ストップしてしまったりするのも「人が作業しているから」こそだと思うんですね。

仮想通貨であれば、いわば「データのやり取り」ですので、時間的にも短時間で済みますし、コスト的にも低く抑えることができるので、手数料も安く設定できるようになります。

仮想通貨は、お互いのスマホ等があればスグに送金出来、わざわざ銀行に出向かなくて済みます。

誰かが間に入って、送金の手続きをする手間もありませんので、そこにかかるコストも削減できるということになりますよね。

ただ、最近は仮想通貨の取引量が増え、手数料も高くなる傾向にあったり、時間もこれまで以上にかかったりしているのも問題になっているようです。

この辺りは、「ブロックチェーンの仕組みをわかりやすく図で見るとこうなる」をお読みいただければ、わかりやすいのではないかと思います。

まだまだ、改善の余地もあるでしょうし、はじまったばかりだと思っていますので、これからも、便利になっていってくれればいいんですけどね。

まとめ

仮想通貨とはなにか?を知りたいけど、なんだか怪しい。

そういう気持ちを持っている人は、多くいます。

ですが、知れば知るほど面白いと私自身は思っていますので、実際に取引をするしないは別として、新しい通貨の形という見方でこれからも、知っていけばいいのではないでしょうか。

ちょっとした話の種にもなりますしね。

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑